
お母さんが子供の頃、英会話を習っている子供はあんまりいませんでしたよね。
だから、子供と英語のことでは解らないことがいっぱいです。
えーなびKIDSがそんなお母さんの疑問にお答えしていきます。
解らないことがあったら、何でも質問をお寄せください!
えーなびKIDSが お母さんに代わってお調べしてお答えします。
適齢期?と聞かれてずばり、2歳です、とか3歳ですということはできません。
ただ早すぎるということはないようです。生まれてから、すぐに英語の音に慣れていくことは、 赤ちゃんにとって素晴らしい刺激になります。「普通の子供が普通にやってバイリンガルになる世界初の英語学習法」 (アスカ出版)の著者、鵜沢戸久子先生によると、“人間は生まれた時に全ての環境に順応できるように、 非常にたくさんのニューロン(神経細胞)を持っているが、必要でないと分かるとそれらのニューロンはどんどん 死んでいってしまう”そうです。だから、ある意味では早ければ早い方が良いと言えるでしょう・・・。 ただし、同じく鵜沢先生によると“母国語が単語の時期なら英語も単語、母国語で文として話すようになれば、 英語も文として話す・・・つまり英語は日本語のレベル領域を越えない”そうですから、それぞれの年齢に適した方法 があるのだ・・・と思うと良いでしょうね。
ただ、ひとつ言えることは、お子さんが何才であれ、もしまだ何も英語に手をつけていなかったとしたら ・・・お母さん、今すぐ、何か始めてあげてください!!!
ひとことで、簡単に言うと英語で保育を行う施設のことです。
幼稚園就学前の児童を保育園のように預かる所もありますし、幼稚園が全て英語保育のみになって
小学校入学前の児童を英語環境の中で教育しているところもあります。
小さいうちに、外国人に慣れたり、
英語がリズムや運動や音楽や遊びを通して自然に身につくとあって、最近は非常に人気があります。
ただ、保育時間や料金は場所によって様々です。
よく調べたり見学したりして検討するのが良いでしょう。
フォニックスはもともと、英語圏の子供たちが本を読めるように開発された指導法です。
日本の子供たちは「あいうえお」から、文字の勉強をはじめますが、英語圏の子供たちはまず、
このフォニックスから始めます。
このフォニックスを理解していると、カタカナの振り仮名や
発音記号といったものに頼らず英語が読めるようになります。
アルファベットのAは「エー」と読みますが、単語になると「エー」と読むことはほとんどありません。
例えば、CAP、BAG、TAG、APPLE・・・など「ア」と読みます。
このように、アルファベットにはAからZまで文字の「音」があります。
この音を覚えて、それらの音を組み合わせれば、単語を見ただけで正しく英語を読むことができるのです。
フォニックスを取り入れた子供英会話スクールもたくさんあります 。
2002年度より小学校での英語教育が本格化しましたが、各学校が独自にカリキュラムを組むため学習内容に差があったり、
適正な先生が不足していたりと、足並みが揃っていないのが実情です。
小学校の英語は文部科学省の指導のもと「総合的な学習の時間」のなかでの国際理解学習として位置づけられています。
英語にふれると同時に、生活や文化に親しむというところが重要とされていて、ただ言語材料を教えるのではなく、
文化や生活への理解や親しみや、世界の人々と共に生きていくという力の育成をするために行われます。
具体的には体験的な学習を行うことが基本となっていて、学習指導要領の中には「学校の実態等に応じて、
児童が外国にふれたり外国の生活や文化に慣れ親しんだりすること」、「小学校の段階にふさわしい体験的
な学習ができるようにすること」とあります。
外国語にふれること、外国の生活や文化に慣れ親しむということです。
ALT(外国語指導助手)の派遣人数や回数にも各学校でばらつきがあります。
現状ではすぐには独立教科(成績評価の対象)となる気配はありません。
英語を話せるようになる、使えるようになることを、小学校に望むにはまだまだ時間がかかりそうです。
高校受験の際には「内申点」という評価があります。
中学の学校の成績が入試の点数として加算されるものですが、
特別な能力(たとえばスポーツや音楽や美術など)で全国的に評価された実績がある場合など、内申点が加算されます。
英検も、実は2級、3級あたりを持っているとこの「特殊能力」として評価対象となり、内申点の加算になる場合が多いのです。
もちろん、各学校や都道府県によっても差があります。ただ、近年TOEIC等もこの評価対象としてくわわりつつあり、
やはり子供に英会話の能力があることが推奨されている傾向を感じます。
学校の勉強・受験と英会話スクール通いとは時間的な両立が難しいから・・・と、せっかく続けた英会話
を辞めてしまうお子さんもいらっしゃるようですが、受験の中でも英会話能力は大きな武器になります。
どうせなら、英検やTOEICという形に残るものを取っておくと良いかもしれません。
イマージョン教育とは、1965年カナダのケベック州で英語が母国語の子供たちにフランス語教える手段として導入されたものです。
イマージョンとは「没入法」・・・外国語教育で、その外国語だけを用いての教授法をさします。
日本での場合、通常の教科(例えば算数や理科や体育など)の授業を第二言語(英語)で教えることにより、
学習者に自然に第二言語(英語)を習得させるプログラム・・・ということになります。
アメリカでは現在、約200の学校で、スペイン語、フランス語、ドイツ語、中国語、オランダ語、アラビア語、
ロシア語、ポリネシア語、日本語などのイマージョン教育が行われています。
学んでいる学生数は約32万人といわれています。
イマージョンを取り入れる時期によって、早期イマージョン(幼・小から)、中期イマ―ジョン(小4以降)、
後期イマージョン(中・高から)と区別されます。
また、全ての教科を第二言語で行う完全イマ―ジョン、
一部の教科にのみイマージョンを取り入れる部分イマージョンという区別のしかたもあります。
日本国内のイマージョンの先駆けは、92年から始めている静岡県沼津市の加藤学園です。
その他、東京の佼成学園女子中学校、横須賀の緑ヶ丘女子中学校、関西の立命館宇治など10校余りが
英語イマージョンプログラムを行っています。私立の中・高を中心に広まる傾向が見られ、
群馬県では2004年から公立学校で導入をしており、大きな効果が期待されています。
児童英検とは実用英語検定(英検)と同じ日本英語検定協会が主催する子供向けの検定試験です。 英語に親しみ、関心を持つ、英語がコミュニケーションの道具になることを知り、 世界の人々と交流ができる喜びを知る、世界の生活や文化を知り、広い視野を持った国際人を目指す─このような児童の育成を願い、 テストを通じて英語を学習する児童たちを応援することを目的としています。
レベルは3段階。
・ BRONZE:(同1年半~2年程度)英語の音やリズムに慣れ親しむ。初歩的なコミュニケーションに必要な語句や簡単な表現を聞き、理解する。
・ SILVER:(同2年半~3年半程度)日常生活での身近な事柄に関する簡単な語句や表現を聞き、理解する。また、それに対して簡単に応答する。 簡単な会話や文をいくつか聞き、その中にある情報を理解する。
・ GOLD:(小学校での英語学習4年~5年以上)日常生活での身近な事柄に関する語句や表現を聞き、理解する。 また、それに対して質問したり応答したりする。まとまった会話や文章を聞き、その中にある情報を理解すると同時に、 その場面状況を判断したり要旨などを把握したりする。
各級ともCDによるリスニング形式で、音声を聞いて絵を選ぶ、または絵に合う音声を選ぶ形式。 GOLD・SILVER級では一部、解答の選択肢が文字で表示されるので、多少のリーディング力が必要になります。 問題と解答が一体で、正解の絵や音声番号をつける方式。文法中心でなく、コミュニケーション手段としての英語に注目し、 テープもナチュラルスピードで録音されています。試験時間は約30~45分。
英会話スクールに通う時間がない、自宅で手軽に取り組みたい・・・という人のためにオンライン英会話は非常に人気が出てきました。 もちろん、子供用のシステムを開発している会社も多くあります。
インターネットや電話を使って自宅のパソコン、電話から好きな時間に1対1のオンラインプライベートレッスンが受けられるとあって評判も上々です。
ただ、ある程度の年齢になっていないとパソコンの前にじっと座らせておくのは大変かも知れません。 オンラインゲームとして英語を題材としているものは、レッスンというよりゲームなのであくまで楽しみでとりくめそう。
Vector Softライブラリーは 日本でも有名なサイト。ここの学習&教育(英語)では、色々なソフトが無料でダウンロード出来ます。 他、お勧めは、「県名クイズ DoKoDa」や「子供向けアプリ」。
塾に通わせて受験コースに乗せることに疑問をもっているお母さんは増えているようです。 そんな方は選択肢として小学生のうちから、留学させることを考えるようです。もちろん、小学生でも単身の留学は可能です。
女子高等教育の草分け、津田塾女子大の創始者である、津田梅子は実は7歳で留学させられています。 彼女は、江戸幕府の通訳だった津田仙の次女として生まれた江戸っ子で、当時では父親の職業柄、かなり特殊な家庭環境だったと思われるので、 ABCくらいは習っていたかもしれませんが、ひとり、アメリカに残され11年間海外で暮らします。
一概に小学生だと早すぎるとは言えません。ただ、親元を話して一人で生活させるなら、身の回りのことや挨拶など、 基本的なことはできる・・というのが最低条件です。低学年層の留学のメリットは、語学力の習得が早く、 海外のトップスクールの高校に通うことも可能になること。自立心と自己管理能力が身につくこと。 留学を途中で辞めたとしても義務教育期間中は日本の学校に戻りやすいなどです。
一方、デメリットは日本語能力の低下があげられます。津田梅子も帰国した際は、ほとんど日本語が話せなかったという話です。
いずれにしても子供の性格によって、向き不向きがあるでしょうから、まずは夏季休暇などを利用して短期のサマースクールなどを経験したり、 親子留学を経験してからいくのが良いでしょう。
高い教材を買い揃え、最初は夢中で遊んだり聞いたりしてみても、数日たつと見向きもしなくなる・・・ こんなことは本当によくあることなんです。 大人でさえ、あることですから、気まぐれで飽きっぽい子供が勤勉に自分から教材に取り組み続けるなんてことは初めから期待してはいけません。
なにより、周りの大人の根気が必要です。短い時間でかまいませんから、取り組み続けることが大切です。
ポイントは強制しないこと。嫌がる場合無理に押し付けると英語に拒否反応を示すようになります。
それではかえって逆効果。
CDなど音の出るものに関しては、かけている間、周りがしーんとしてしまうと緊張してしまう場合もあるので、
聞いていても聞いていなくてもかけっぱなし、聞き流しにしておくだけで効果はあります。
自然に音が子供の体になじんでいくのでしょう。
大人が楽しんでしまう・・・という姿勢も大切です。子供はやりなさい・・・というと興味を失いますが、
お父さんやお母さんが楽しんで取り組んでいることには顔をつっこんできたがるものです。
むしろ、
自分が英会話をマスターして行く過程をたのしもうという完成が大人にあったら、教材は無駄になりませんし、
子供たちもきっと身近なものとして英会話になじんでいくことでしょう。